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企業のLINE公式アカウント活用法【LE通信74号】

現在世界にはWeChat、WhatsApp、Skype、Viberなど様々なメッセンジャーアプリがあります。

中でもWeChatは全世界で利用率23%のシェアを誇りますが、
私たち日本人にはあまり馴染みがないかもしれません。

しかし、私たちの住む日本に目を向けてみると、なんとLINEの利用率は全体の44%となり、
「メッセンジャーアプリの代表格」と言える存在となっております。

では、企業がLINE公式アカウントをうまく活用するには、どのような点が重要になってくるのでしょうか。
ユーザーの目線も合わせて紹介していきたいと思います。

■ユーザーが企業公式アカウントと「友だち」になる理由

多くの方がそうであるように、お気に入りのブランドや飲食店であれば、
「いち早くお得な情報を手に入れたい」「限定クーポンが欲しい」
という理由で友だち登録されやすくなります。


また、「無料」に勝るものはありませんので、「無料スタンプ」を入手する条件として、
企業の公式アカウントと友だちになるというのが、最も多い理由の一つです。

グラフその他の理由を見ても、特典やポイント、セール情報など、ユーザーにとってメリットとなるものが殆どです。

特にスタンプはユーザー同士のメールで積極的に使用されますので、受け取った側のユーザーもスタンプを入手するために公式アカウントと友だちになる、といった相乗効果も期待できます。

■配信メッセージ効果測定と配信時における注意と工夫
では、先ほど紹介した活用例のようにメッセージ配信を行った後、
今後の配信の判断材料にするために、実際の効果・反響を測定します。

・ユーザーがどこから自社サイトにたどり着いたのか
・ページ別の閲覧回数
・どのページが購買に寄与しているのか

LINE公式アカウントマネージャーと言われる管理画面では、
今現在メッセージ配信のクリック数計測ができません。

そこで、多くの企業はGoogle Analytics(グーグルアナリティクス)という解析ツールを活用してアクセス解析を行っております。

LINEのリッチメッセージでは、1つのバナーに対して最大でリンク枠を6つまで設定できます。
それぞれのリンクURLをGoogle Analytics(グーグルアナリティクス)へ繋ぎ込むことで効果測定が可能になります。

メニュー並び順LINEの配信メッセージには主にリッチメニューリッチメッセージがあります。リッチメッセージは一回の配信で最大3個まで配信が可能です。

一番ユーザーの目に触れるのは「リッチメニュー」と「リッチメッセージ1」となりますので、一番訴求したい内容をこの2つに決めて配信する事で、高い効果が期待できます。

ここで重要なのが、配信するクリエイティブ制作時における注意点です。

①フォントサイズ
いくら良いデザインのバナーであっても、重要な説明文や価格が小さすぎて読めなければ、ユーザーのストレスになります。

下記のサイズを参考に作成する事で、視覚的にストレスが無く分かりやすいバナーになります。

・タイトルや文章のフォントサイズは14px以上
・サブタイトルやデザイン上必要な文字の最小サイズは10px程度
(一般的なスマートフォン画像サイズ:横640pxで作成した場合)

②リンク先ページの設置
バナーには「期間限定¥990」と記載されているのに、
該当のバナーリンクから商品紹介ページを開いたら「定価¥1290」になっており、
どちらの価格が正しいのか分からない、という経験はありませんか?

商品価格は通販を運営する上で最も重要なところです。

ユーザーが不安やストレスを感じてしまうと成約率が大きく下がってしまいますので、
特にセール価格で売り出す場合には、配信前に
・バナーとリンク先ページとのセール期間
・セール価格表記に相違が無いか
入念に確認する事が必要です。

③お友だち数増加の工夫
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SNSが主流の現在では、「シェア」される事が最も拡散される理由の一つと言えます。

ユーザーにとって有益な情報は、ユーザー同士メールで送りあったり、
ユーザー個人のタイムライン上でシェアをするケースが多々あります。

こういった友だち追加ボタンを、ランディングページなどに設置しておくことで、
LINEアプリ内の公式アカウントからわざわざ企業を探す手間なく、
その場で友だち追加が可能になります。

このような「シェア」「友だち追加」機能をうまく組み合わせて使用する事で、
公式アカウントの友だち数を大幅に伸ばす事ができます。

リッチメッセージは配信回数の縛りもあり、
「旬の情報をタイムリー」に行う事ができるのが最大のメリット
です。

それに対しリッチメニューは、表示回数の縛りが無く、
表示/非表示の設定が自由にできるという点がメリット
になります。

常に表示させておく事ができる為、Webサイトのメニュー欄のようなイメージで、
店舗検索や通販サイト、期間限定セール情報などを設置している企業が多く見られます。

傾向として、メッセージ配信時のみ公式アカウントのトークページを開くユーザーが多いですが、
もちろん配信時以外にもトークページを訪れるユーザーがいる為、
常に既存Webサイトや店舗検索ページ、会員制サイトであれば、
会員登録ページへ誘導するリンク枠を表示しておく事が重要です。

■キーワード応答メッセージとAIの導入

LINEならではの、「キーワード応答」というサービスがあります。

これは、ユーザーが送信した何らかのキーワードに対して、
公式アカウントからユーザーへ自動でメッセージが返信される
というものです。

例えば、ユーザーが「クーポン」というキーワードを送信した場合、
クーポン内容のメッセージが自動で返信されます。

メッセージ以外にもクーポンバナーや、メッセージ内にクーポンURLを表示する事もできる為、
チャットで気軽にやり取りしているような感覚になります。







ただ、「公式アカウントへメッセージを送れる」という事を知らないユーザーも多数いるので、
「〇〇のメッセージを送信すると〇〇が返ってくるよ!」などの説明が予め必要となります。

全国に店舗がある企業は、「とうきょう/東京」と入力すると、
東京都内の店舗検索ページのリンクURLを自動返信するなど、
企業の特性を生かした活用方法は様々です。

上記のキーワード応答は予め設定したキーワードに応答するという手動設定が必要ですが、
この機能をさらに発展させたチャットロボット「AI」はご存知でしょうか。

ユーザーとさらなるコミュニケーションを目的とし、
ユーザーのニーズにリアルタイムで応える事ができるロボットチャットは、
既に大手コンビニチェーンの公式アカウントでも導入されています。

AIはモノ同士の関連性や繋がりを見つけ、瞬時に自動的に返信してくれるため、
AIに質問すれば、わざわざカスタマーに電話をかけたり、
インターネットで調べる必要無く答えを得られるようになります。


LINEでの活用も、下記にように様々な可能性があります。

アパレル業であれば、性別や年齢、流行ファッションのトレンドから、
その人に合ったおすすめコーディネートを商品画像付きで返信、
飲食業であれば、食材の組み合わせで新しいレシピを瞬時に返信したりと、
今までとは違ったユーザーへのアプローチが可能となります。


広告業界ではインターネット広告費が全体の2割を超え、
インターネットメディアへのシフトが続いていますが、
これからもSNS内の広告など新しい領域が市場を後押しすると予想されます。

ライフエスコートではLINE公式アカウント運用のお手伝いをさせていただきます。
是非 お気軽にご相談くださいませ。

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