海外事例に学ぶ集客・売上UP方法byライフエスコート

カナダ初のディスカウントデパート”WINNERS”の顧客満足度アンケート調査キャンペーン

2016/10/7

この事例から学べること
・長いアンケートを実施した場合の途中離脱回避方法

1.はじめに

【店舗名】WINNERS (カナダ/デパート)

洋服、靴、バック、化粧品、日用品、雑貨など幅広い商品を取り扱っている。アウトレットのように、新しい商品を低下より安く販売しているのが特徴。
1982年にカナダ初のディスカウントデパートをトロントにオープンした。

2.キャンペーン名

キャンペーン概要 WIN $1000 DAILY
期間 特に記載なし
対象 WINNERSにて買い物をした人。18歳以上。
目的 サービス向上
内容 WINNERSで買い物した際にもらうレシートの下にあるリンクにアクセスし、記載されているSurveyコードを入力しアンケートページへ進みます。

3.応募へのきっかけは、店員さんの声掛け

WINNERSは私の好きなお店の一つです。
バンクーバーへ初めて来た頃、日用品など揃えるのにお世話になりました。

何が好きかというと、もちろんディスカウントストアなので、良いものがお得に買えるという点もありますが、
私は取り扱っている商品が好きなんです!
特に雑貨。おしゃれなものが揃っています。

洋服や靴、バックなどは乱雑に陳列していることが多いので、正直いい物もいい物に見えなかったりもしますが、ブランド品の取り扱いもあります。

お気に入りが見つかった時はラッキーです!

今回私がお店を訪れたのは目的があってです。

収納ボックスが欲しかったのですが、日本でいう100均のようなお店にも折りたたみ式の収納ボックス売っていましたがなんだかつまらない。

もうちょっとおしゃれなのが欲しい。と思いそれならWINNERSだ!とお店へ寄りました。
ありました。ありました。

探していたサイズちょうどで私が好きなカラー。迷わず購入です。

レジで支払いが終わるとレシートを提示しされアンケートについてと返品について簡単に説明されました。

毎回なのですが、WINNERSで買い物をすると必ずアンケートをしていると一言教えてくれます。

今まであまり気にしたことなかったのですが、たまにはやってみようと早速記載されているリンクを開いてみました。
やはり、店員さんのそういう声掛けは少なからず、アンケートに協力させるきっかけにつながるものだと改めて思いました。

4.長いアンケートも、「もう少しで終わる」と思わせることが重要

まずは英語かフランス語を選択。私は英語で…

続いてSurvey numberを入力

アンケートに参加できるのは18歳以上とのこと。私は問題ないので次へ進みます。

アンケートについて簡単に説明が表示されます。5−7分。そんなに悪くないですね。

この下の赤いラインが完了まであとどれくらいかを表示してくれているのですが、なんとこの段階で1/3くらいまできていませんか?あっという間に終わりそう。と次へ進みます。

女性を選んで…

買い物したセクションについて。
おそらく今回の買い物した商品についてだけ聞いているのかなと思ったので私はHome productのみにチェックしました。

私は普通に満足しているにチェックしました。
ここで赤いラインは半分を超えています。あともう少しかな。と思いながら…

あともう少しというところからなかなか終わりません。
うまくできているな、この赤いラインなど思いながら、ここまで来たので続けます。

きました。意見を記入する欄。きっとあるだろうと予想はしていましたが…。

私が満足を前の質問で選ばなかったので、その理由を。とのことですが

大体の質問に良いとチェックしていたので、いったいどの質問のことだろうと
前へさかのぼってみると、どうやら今回の買い物全体を通して満足かを聞かれた質問についてかと思うのですが、私がとても満足ではなく満足を選んだために、その理由を書くようです。

店員さんの対応についてなどの質問もあったので、「私は欲しい商品も決まっていて、その商品がどの辺りにあるかも知っていたので、店員さんの助けが必要なかったので特にスペシャルなこともなかったので満足を選んだ。だけどWINNERSで買い物するのが好きです。」と記入しておきました。

先ほどの質問にもあった、TJX Canadaのメンバーにならないか聞かれたか

正直毎度カードは進められますが、何があるのかの説明はありません。
確かにだからメンバーになっていないのかもしれません。

しかし、お店はたいていどの時間に行ってもレジ待ちの状況。なかなか一人一人に説明するのも難しいのではという感想です。

これで完了したようです。
「もう少しで終わりそう」と赤いラインで見せておきながら、なかなか長かったアンケートです。しかし、結果的に、あのラインがあったからこそ、最後まで回答できたような気がします。もしあの赤いラインがなかったら、「いつになったら終わるんだ」と思って、途中で離脱していたに違いありません。
また、はじめにアナウンスがあったようにここで「フェイスブック」「ツイッター」「email」で友達にシェアするとさらに懸賞品が当たる可能性があるようなのですが。私は今回パスしました。これで終了です。

5.トリッキーなキャンペーンタイトル

このキャンペーンのタイトルですが「10 Chance to WIN $1000 DAILY」なんだかよくわからなくてカナダ人の友達に聞いてみたのですが、とてもトリッキーな書き方だと言われました。

$1000が何人に当たるという表示かと思ったのですがそうでもないようで、ただ10チャンスあるよとうたっているだけとのことです。

要するに、誰にも$1000が当たらない可能性も十分にあるとのことです。
なんなのだそれは????

アンケートが終わった後に友人に聞いてなんだか少々がっかりです。

そんな先の見えない、可能性の見えないキャンペーンに参加したのかと。なんだかアンケート結果が欲しいために騙されたような…。

だから友人はトリッキーだと言ったのでしょう。納得です。そんなわけで結果は期待できず…。

1週間経ってメールをチェックしましたが特に何も届いていません。キャンペーンの結果はもちろん、特にお店の情報もまだ1通も来ていないようです。

 

このようにライフエスコートでは、日本にとどまらず世界で実施されているキャンペーンの実態を調査し、オムニチャネルキャンペーンを検討されている企業様へ最新の情報をメールマガジンにてお届けしております。

また、実際にキャンペーンを行うにあたって、どのチャネルでどのようにお客様と接点をもつべきなのか、さらにどのようなキャンペーンがお客様の気持ちをワクワクさせるのかなど、弊社では多くの事例をもとに御社に最適なご提案をさせて頂きます。

是非、オムニチャネルキャンペーンをご検討の企業様は、ライフエスコートへお気軽にご相談ください。

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