海外事例に学ぶ集客・売上UP方法byライフエスコート

1日約2万人が閲覧!!IT大国韓国の「ソウル牛乳」のSNS拡散を最大限に利用した新商品アピール

【この事例から学べること】
● シンプルな応募方法で応募者側の負担を少なくする。
● SNS利用頻度が高まる期間を入れることで、SNSでの拡散を最大限に狙う。
● 商品パッケージを自然と消費者の脳に刷り込ませ、売り場で注目を集める。

このレポートは、海外で現在行われている販促キャンペーンを現地レポーターが実際に参加し、どのようなキャンペーンの流れ、どのような反響を呼んでいるのか等をまとめたものです。日本にいながら、日本では入手できない現地のリアルタイムキャンペーン情報が入手できます。ご興味のある方は、プッシュ通知で購読をお願い致します。

1.ソウル牛乳とキャンペーンの概要

【企業名】ソウル牛乳(韓国大手の牛乳・乳製品メーカー)
ソウル牛乳は、80年以上の歴史を持つ韓国大手の牛乳・乳製品メーカーです。現在、中国、アメリカ、カナダなど8か国に輸出し、韓国以外での展開も進めています。

そんなソウル牛乳が行ったキャンペーンは、ディズニーツムツムのキャラクターをパッケージに使用しているチーズの販売促進です。

キャンペーン名 カヨカヨ FUN & FUNイベント
期間 2017/09/12-10/11
当選発表 2017/10/19
対象 ソウル牛乳ウェブサイトイベントページ訪問者。韓国の携帯電話番号必須。
目的 子供向けチーズ製品の新発売チョコレート味とマンゴー味の認知度UP
内容 ①新商品パッケージの絵合せゲームを制限時間内にクリアすると、抽選でディズニーキャッスルレゴ(1名)、ソウル牛乳チーズセット(1名)をはじめとした豪華賞品が当たる。
また豪華商品抽選とは別に、その場でスターバックスのコーヒークーポンの抽選結果もわかる。ゲームは期間内なら1日3回までチャレンジ可能。
②SNSでCM動画を共有して応募。当選商品は、今回のイベントでPRしている新商品のセット(250名)
【対象URL】 https://www.sumsumevent.com/#main

2.動画視聴回数約599,000回!SNSでの拡散を最大限に狙ったイベントの手法とは?

まずこのイベントは、SNSを利用して宣伝されていました。私もSNS上で表示された広告でこのイベントを知った一人です。また広告以外にも、多くの応募者が拡散した動画がイベント自体を広めるとともに、広告対象となっている新商品の宣伝効果をもたらしていました。

2-1.負担を感じさせないシンプルな応募方法

今回のイベントには2つの応募方法が用意されおり、1つはゲームをクリアする方法、もう1つはSNSでCM動画を共有する方法です。どちらとも商品購入などの条件はなく、応募時に必要な情報も、
1. 氏名
2. 携帯電話番号
3. 個人情報取扱の同意にチェックを入れる
と最小限で済みますので、気軽にイベント参加することができます。

2-2.スマホのミニゲームを活用

1つ目のゲームは、絵合わせのミニゲームで、数秒で終わる簡単なもの。3秒間で絵柄を覚え、裏返しになったカードを30秒以内で絵合わせをするという神経衰弱(しんけいすいじゃく)ゲームです。絵柄には、新商品のパッケージが使用されています。このパッケージ画像が使われているのもポイントです。その理由は後ほど。

ごく簡単なゲームですが、絵柄もカワイイので楽しめます。応募条件にはありませんが、「おもしろい」「ツムツム絵柄がカワイイ」など、ゲーム自体のSNS拡散も期待されているのかもしれません。また、商品自体が子供向けチーズですので、子供も親のスマホを借りて楽しめるゲームにしてあると考えられます。

2-3.拡散してもらうためのオファーが重要

2つ目の応募方法は、30秒程度のyoutubeのCM動画を視聴後、facebook、Naverブログ(ネイバーブログ)、KakaoStory(カカオストーリー、韓国ではメジャーなSNS)で共有することで応募が完了します。3つ全部共有すれば、当選率がアップします。このオファーがあることで、一人1回の拡散ではなく、一人の方に各SNSへ拡散してもらう可能性を広げています。
ちなみに、視聴前に共有しようとすると、「視聴してから共有してください」というメッセージが出ます。こちらも簡単な応募手順です。当選者数も250名と多いので、応募してみようという気が起こりやすいと思います。

2-4.キャンペーン期間の選定も重要

韓国では9/30から10/9まで、秋夕(韓国の旧盆)連休でした。ただでさえ、地下鉄やバスの移動中にスマホを熱心に覗き込んでいる人が多い韓国。普段から老若男女、スマホのミニゲームに慣れ親しんでいます。そんな韓国でこの期間にキャンペーンを行ったのはベストタイミングだと思います。なぜなら、ミニゲームは帰省の移動中など退屈な時間の暇つぶしに最適だからです。

また、近年稀にみる大型連休となったため、海外旅行やレジャーに行く人が多く、個人のSNS更新頻度、閲覧頻度も高かったと思われます。そんな中、知り合いのSNSでイベント動画が共有されれば、商品情報を目にする機会が増えたに違いありません。

なお、キャンペーンが終了した10月24日現在、本CMの動画視聴回数は約599,000回でした。1か月だけのキャンペーンでしたので、1日約2万人の人が閲覧したことになります。SNSのみでの告知だったわりにこの閲覧数、SNS拡散力のすごさを感じます。

3.韓国ならでは!当選賞品(クーポン)の送付は、携帯SMSで。

ゲームチャレンジ3日目、ゲーム総チャレンジ数8回目の時、スターバックスコーヒーのクーポンが当選しました。ゲームクリアと同時に「当選しました!」の文字が出てきたのでビックリしました。

数日後、ゲーム開始前に入力した携帯番号にクーポンが送られてきました。

韓国では、携帯番号のSMSで送ることができるクーポンがかなり普及しており、各種懸賞の商品としても広く採用されています。受け取る側も、企業側に与える情報は氏名と携帯電話番号のみで、住所まで教える必要がありません。

4.PRイベントの狙いは、消費者に売り場で注目をしてもらうため

今回、このイベントに応募してみて、消費者としての自分がどう変わったか考えてみました。
絵合わせゲームで何回も遊んでいたので、商品パッケージを覚えてしまいました。そう、自然と商品パッケージが潜在意識に刷り込まれていたようです。なので、普段の買い物で牛乳・乳製品売り場に行くと、今までは特に注目していなかった本商品が自然と目に入るようになりました。本イベントでこの商品を知ってから、どういう味なのか気になってもいたので購入に至りました。今回のキャンペーンの戦略に乗ってしまった消費者の一人です。

このようにライフエスコートでは、日本にとどまらず世界で実施されているキャンペーンの実態を調査し、オムニチャネルキャンペーンを検討されている企業様へ最新の情報をメールマガジンにてお届けしております。また、実際にキャンペーンを行うにあたって、どのチャネルでどのようにお客様と接点をもつべきなのか、さらにどのようなキャンペーンがお客様の気持ちをワクワクさせるのかなど、弊社では多くの事例をもとに御社に最適なご提案をさせて頂きます。是非、オムニチャネルキャンペーンをご検討の企業様は、ライフエスコートへお気軽にご相談ください。

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