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【LE通信42号】「嫌われる勇気」アドラー心理学から読み取れる期待 最新のマネジメントと活用法

2014年早くもビジネス実用書、心理学でベストセラー1位を獲得

「嫌われる勇気」アドラー心理学から読み取れる期待
最新のマネジメントと活用法

 

「明日から会社に来なくていいから。」

という言葉、私は本当に緊張します。前回のLE通信41号をお読み頂いて皆様はどのように感じられたでしょうか?私の主観になりますが、この5年以内に日本でも普通に行われるのではないかと。これは日本に欧米文化が定着したのではなく、より高収益にならないと会社が存続しないからです。存続できなければリストラし利益を追求していきます。また、リストラをするという行為は、最近の経営者を含めた会社側は抵抗がなく、すでに準備、経験が整ったと判断しました。

私事ですが、最近たまたま肺炎になり30日間病院に入院しました。そこで自己破産待ちの経営者、中小企業の社長2名、心理学の名誉教授と同じ部屋になり、これからの会社の存続、リストラの議論がされました。もうすでにリストラに対して準備、経験済みと言う話を聞き、もう待ったなしかと確固たる確信を持ったのです。

前回のおさらいになりますが、仕事をしていくうえで大事なことは“結果とスキルは大前提”。それにプラスして・・・3つの条件がありました。

1つ目『自分の範囲を越えて仕事に挑戦する』、
2つ目『言われたこと以上の仕事ができる』、
そして3つ目『マネジメント力がある』ということでした。

そして一番大事な力“マネジメント”=コミュニケーションでした。

 

●マネジメント力を上げるということはどういうこと?

マネジメント力を向上させる目的は、なんでしょうか?答えはより研ぎ澄まされたコミュニケーションを通じて仕事の課題(利益を確保する)を解決することです。実はすべての課題は対人関係に問題があると言えます。

仕事の現場でよく聞くフレーズです

□またあの人か、何でやってないの?(何回も同じこと言わせて、、)

□私の仕事はここまでです。他は知りません(なんで私ばっかりやらせるの?)

□依頼しておいて、自分は休んでいる(はぁ?、この仕事は重要ではないの?私がやる必要あるの?)と思わず口にしてしまう課題や問題

□前任者といつまでも比較されて困る?

□正当な評価がされていないのでは?

□会社が悪い、上司がわかってくれない、部下がわかってくれない

と人に言えないけど悩みが深い課題、問題

こういった問題を解決するために、日々マネジメント力を上げる努力しているのではないでしょうか?

 

●最近の主流のマネジメントは“欧米の受け売り”で、課題は解決できなかった?!

最近のマネジメントは、欧米の文化の受け売りである、個性の尊重、褒めて個性を伸ばすという考え方だったかもしれません。

私がこのマネジメントに感じる不満は

  1. 1、横のつながりを意識し過ぎていること
  2. 2、個性を尊重し褒めて伸ばすこと
  3. 3、自分が正しく評価されるにはどのようにすればいいのかということ。
結局このマネジメントは、すべての課題、問題である「対人関係が改善しない」=「企業業績が良くならない」のではないかという疑念が出てきたのです。あなたはどう思いますか?

●何故今、「嫌われる勇気」アドラー心理学という本が売れているのでしょうか?

アドラー心理学とはフロイト、ユングとならんで評され欧米で絶大な人気を誇るそうです。この本は、2013~2014年7月の短期間に15冊出版され、2010年以前はなんとわずか3冊程度しか出版されなかったというから驚きです。そんな本が8月中旬で2014年の心理学、ビジネス実用書のベストセラーになっています。

人気の秘訣はいったいどこにあるのでしょうか。この本では、すべての悩みを「対人関係の悩み」であると断言し、その悩み(課題、問題)はシンプルに解決できると話しています。そして、課題、問題の原因を追究するだけではなく、課題、問題を解決するための目的を考えるべきだと終始一貫して説明しています。

実は人は自分のいいように過去の問題を解釈し、今の現状を受け入れているのは自分自身だと諭しています。

この考え方は現状を決めているのは“あなたですよ”ということを短時間でその人に理解させます。また、今まで起こった出来事を無理やり経験則で説明することをやめさせます。そういったことを短時間で相手に理解してもらえるからこそ、この考え方は急速に広がっているのでしょう。

●しかしアドラー心理学でマネジメント力は向上しない

このアドラー心理学では、今の状況は自分が決め、受け入れているということを短時間で理解させ、他人への承認欲求を断ち切り、他人への貢献があなたの今を救うと説明しています。アドラー心理学はあくまでも考え方であって、今の自分を具体的に変えてくれるノウハウ本ではありません。つまり、マネジメント力=コミュニケーション力を高めるわけではないということです。それに気が付いた私も、コミュニケーション力を磨くために有効だった方法がいくつかあります。

私が活用し具体的なツールで効果があったもの、それは・・・

  1. 1、『口に出してしまう問題への取り組み
    ⇒ついつい口に出してしまうよくないことを、“毎日書き出しチェックしました。そして、同じミスを繰り返さないよう取組みました。このことが私にとっては一番大事なことだったかもしれません。

  2. 2、『チーム間におけるto do管理
    ⇒私がチームでよくやるのは、ルーティンワークの抜けが無いようにto do listソフトで管理しタスクが漏れないようにしています。この試みで私が土日祝完全に休めるという圧倒的な効果をもたらしてくれました。ただしこの方法だけでは、コミュニケーション、特にメールだけのやり取りだけでは漏れや思わず口に出してしまう愚痴、誰にも相談できない悩みは消えませんでした。

  3. 3、『一日のケーススタディ
    ⇒私はケーススタディとして、一日一回相手の立場にたって相手が仕事をしやすいように振り返ることが必要だと思い、現在取り組んでいます。
最後になりましたが、ベストセラー書から世相を読み取り本質を汲み取り、マネジメント(コミュニケーション)に取り入れ、関わる人すべての悩みを具体的に解決するのがマネジメント(コミュニケーション)力だと言えます。

ライフエスコートでは、随時スタッフを募集しています。是非、自分の範囲を越えて挑戦し続けられる方や自分自身への評価と会社の貢献評価を冷静に考えられる方は、下記までご連絡ください。


参考書籍
※「嫌われる勇気」より:著書 岸見一郎 古賀史健

 

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