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「今日も残業。」と、毎日朝から思っているあなたへ 日本人は本当に働き過ぎなのか? そう思われるのは単なる意識の違いにあった!+【LE通信60号】

突然ですが、日本の労働生産性がとっても低いという事実をご存じですか?
あれだけ毎日、深夜まで残業したり、休日出勤している光景がみられるというのにこの結果。

実際どのくらい低いかというと、
主要先進7ヵ国(G7)では1994年から19年連続で最下位というありさまなのです。


さて、私は現在、カナダからチリに移り住み、
改めて海外と日本の仕事スタイルの違いについて考えさせられています。

また、先日、ドイツの方とお話しする機会があったのですが、
その彼はなんと約6か月もの休みをボスからもらい、現在旅真っ最中というから驚き。
この休みからまた新たなインスピレーションと活力をもらい、次の仕事を全うするのだそう。

確かに、海外と異なりプロジェクトごとに進まない日本の仕事スタイルでは
まだまだそんな長期のお休みをとったりすることは難しいかもしれません。

しかし、日本の労働生産性が低いという現実を目の当たりにし、
私達は本当にそこまで毎日残業したり休日出勤する必要があるのでしょうか?
正直、「日本人の働き過ぎは本当なのか?」と疑わずにはいられません。

そこで今回は、日本人がなぜ働き過ぎだと思われているのか、
そしてその原因を解決する仕事の効率化と考え方についてお話したいと思います。




●日本人が働き過ぎは嘘だった!

チリの朝は、日本やカナダに比べるとちょっぴり遅いです。
また、ランチを13時~15時にかけてゆったりととる習慣があり、
レストランは早くても12時オープン。11時台からあけているお店はほとんどありません。
それでいて夜も早く閉まります。
さらに、家族を大切にする考えも強いため、土日祝はお休みのところが多く、
完全に仕事とプライベートが分けられています。

一方、カナダでは、朝早くから出勤している人が多く、その分早く仕事を切り上げ、
夕方以降は家族や友人と過ごすというケースが多く見られます。

そんな海外に比べ日本はと言えば、いまだに夜遅くまで仕事をし、
プライベートを犠牲にしている印象を強く持ちます。
では、本当に日本人は働き過ぎなのでしょうか?

実はそうでもないのです。

下記のデータは、一人当たりの平均年間総実労働時間を表したものです。
10か国中、日本は5番目。
根性論が今より根付いていた昔に比べて、だいぶ労働時間は緩和されてきています。

また、ワークライフバランスが見直されてきている近年では、
プライベードを大切にするという考えも徐々にですが広がってきているように思います。


▽一人当たり平均年間総実労働時間
【LE通信60号】「今日も残業。」と、毎日朝から思っているあなたへ_clip_image001 資料出所: OECD Database“Average annual hours actually worked per worker” 2015年2月現在



では、なぜ日本人が働き過ぎというイメージがあるのでしょうか?

それは、単に、「働く原動力が不安からきている」ワーカホリックの人が多いからのように思います。

「残業=頑張っている」つまり、
生産性や効率性がおろそかにされているということです。

また、メリハリのない仕事スタイルを送ることにより、
「日本人は働き過ぎ」という印象を与えているだけにすぎないと思うのです。

さらに、定時に帰宅する気持ちを朝から持っていない人も少なくなく、
時間を決めないでただダラダラと仕事をする最悪なケースも見受けられます。
これもまた、日本人の悪い癖なのかもしれません。



●少しでも残業を回避するために、今すぐ実践して欲しい≪5つの事≫

「残業=頑張っている」そんなことは絶対にありません!
会社の評価と残業は比例しないのです!
海外では、「残業するやつは仕事が遅いやつ」とみられ、
「明日から来なくていいから!」の対象に値します。

(↓↓「明日から来なくていいから!」と言われないための万国共通スキルはこちら↓↓

【LE通信41号】「明日から会社に来なくていいから。」 そう言われないために必要なスキルは万国共通だった!



つまり、いかに効率をあげ生産性を高めるか、そして立てた目標を必ず達成させる
それを考えて働かなくては、会社にとって有益なスタッフと言えないのです。
もちろんあなた自身の評価にもつながりません。

能動的に時間をコントロールし仕事を進められる人はどこの国でも通用します。
では、どのようにして仕事の効率化を図ればいいのでしょうか。
ポイントはいくつもありますが、
今回はその中から今すぐ実践できる5つの事をお話しします。


  1. ①何にどれだけの時間がかかっているのか把握する。

    まずは自分や部下が何にどれほどの時間がかかっているのか把握してください。
    これができていないと、1日のスケジュールさえ立てることができません。

    タイムリミットを意識することなくダラダラと同じ仕事をすることは、
    作業時間の短縮を目指すという意識をもなくしてしまいます。
    今日はどれくらいの時間がかかったから、明日はもう少し時間を短縮しよう、
    そんな小さな目標でも後々大きな効率化につながったりします。

    また、自分が会社に一体いくらの利益を貢献できたのかも、
    作業時間を把握することで見えてきます。
    逆に、効率化も図れず、膨大な時間がかかるような仕事があった場合、
    先方への値段交渉が必要になってくるでしょう。
  2.  

  3. ②時間設定を先にする。

    時間把握がおおよそできるようになったら、時間設定を先にするようにしてください。
    海外では、仕事をするにあたり時間設定をするのが先です。

    残業時間は含めずに終業時間までにこなそうという傾向が強く、
    結果、集中力があがり無駄を省くというメリットが生まれます。
    「とにかくこの仕事が終わるまで…」と言って、
    遅くまで会社に残ってしまう日本人とはやっぱり違いますよね。
  4.  

  5. ③仕組化・マニュアル化する。

    デキる人ほど、自分の仕事をどんどん仕組化し、自分の手元から手放しています!
    仕事を仕組化・マニュアル化するためには、まず自分の仕事を洗い出し、
    その中から自分の特別なスキルがなくてもできるものをピックアップします。
    特にルーティン化している作業は、仕組化しやすいものです。

    また、どう仕組化すべきか迷ったらまわりに相談してはいかがでしょうか。
    自分の専門分野外から意外な意見を聞けることも少なくありせん。

    また、仕組化・マニュアル化したら、8割くらいの段階でもいいので運用してみましょう。
    修正は運用の過程で問題ありません。
    一番よくないのは、作ったマニュアルを使わないことです。
    是非、仕組化・マニュアル化したら、第3者に使ってみてもらうことを忘れないでください。
  6.  

  7. ④事前の段取りをしっかり行う。

    会議をするにも仕事をふるにも、
    無駄な時間を発生させないためには事前の段取りが非常に大切です。

    例えば、外注さんに仕事を発注した時や他のスタッフに仕事をお願いした際、
    思ってもいないものが上がってきたという経験はありませんか?
    その要因はあなたにあります!
    大雑把に仕事をお願いしたり、
    注意点を的確に伝えていないと、「やりなおし」という無駄な時間が発生してしまいます。
    依頼する前にきちんと準備をしましょう。

    また、日頃から注意点をまとめたり仕事のマニュアル化をしておくことで
    段取りのための時間も省けます。
  8.  

  9. ⑤取引先に残業を強要されないように、イエスマンにはならない。

    終業時間間際や夜遅い時間に取引先から修正の連絡がよく来るという方はご注意ください!

    もちろん「緊急案件」であれば仕方がありませんが、この状態がマンネリ化してしまった場合、
    あなたは都合のいい「イエスマン」となっている可能性があります。

    きちんと取引先に優先度を確認し、その日に対応すべきなのか、
    また急ぎであれば別途費用をもらうといった対応が必要です。

 

その他にも、ゴールのない無駄な会議をしない、
ダラダラとした話し合いをしないということも鉄則です。
そのためには事前準備を行い、ゴールを決めておくことが重要になります。

また、私がカナダで学んだミーティングスタイルでは、事前準備の他、
会議中の役割がはっきりしているというのも特徴的でした。

中でも、進行役とタイムキーパーは初めに各トピックの話し合い時間を設定し、
その時間通りにミーティングを進行するというのが徹底されていました。

それでもダラダラとしてしまう会議なら、思い切って立席会議というのもありかもしれませんね。



●仕事の効率化を計れない人の一番の理由

「忙しい!あれも、これも、やらないと!」と言っている人が
仕事の効率化を図れない一番の理由、それが何かあなたはわかりますか?

それは、冷静に一度立ち止まること。
そして、自分の能力や仕事のやり方を見直すということです。

仕事の効率化を計れない人たちは、ただ目の前にある仕事をこなすことだけに集中し、
本や他人からアイディアを吸収すること、そして勉強会、セミナーに行くのさえ嫌がります。

理由は「忙しいから」。

でも、新しい考えをインプットしなければ、
仕事の効率化をする思考さえできないということを意識してほしいのです。
さらに、プライベートの時間もとても大切なことだと私は考えます。
なぜならそれは家族と過ごす時間になるだけでなく、
自分がどの企業に行っても
通用するスキルを身に着けるための時間にもなるからです。

そのためにもメリハリをもった働き方をしてほしいのです。


最後に余談ですが、もし万が一、今日残業することが決定してしまったら、
その前に夕飯を食べましょう!
「腹が減っては戦はできぬ」ではありませんが、
海外では結構そういう人が多いようです。
脳にきちんと栄養を補給して、
少しでも早く帰宅できるよう時間設定をして脳フル回転で仕事を進めてください。
そして明日は残業にならないように!



ライフエスコートでは、随時スタッフを募集しています。

是非、仕事の効率化・生産性を念頭に考え働き、
さらにプライベートも充実させたいという思いの方は、下記までご連絡ください。




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