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【第14回】人を自分の意図する方向へ向けられる人

皆さんこんにちは!
最近、将来ビジネス小説家になりたいと強く思う多賀井です。

部下に「日本は少し不自由ですね」と
言われショックを受けております。
どうやらその子にとって日本は個性よりも
没個性な印象があるようです。

少しぐらい個性的にいかないとと思いながら、
今日は人を自分の意図する方向へ向けられる人、
向けられない人について、
事例を交えながらお話したいと思います。
(没個性的なお話かもしれないですね。汗汗)

これからリーダーになる方や、中途採用の方には
お役立ち情報になるのではないでしょうか?

ぜひ最後までお付き合いください。

さて、私が人を自分の意図する方向へ向けられた時、
それはそれは涙涙でした。。。

そんな成功事例がこちら…

<<成功事例>>
インターネットが苦手な鍼灸整骨院の先生達に、
ホームページを創意工夫し毎日更新させ、
集客させられるようになった

世間では、パソコンからだけのインターネット接続だけでなく、
インターネット対応の携帯電話(スマホ含む)が普及し、
自分が欲しいものを探すときや、目的地を探すときには、
いつでもどこでもインターネット活用するのが当然になりました。

私も実際よく使います。

場所、欲しいもの、お店、
仕事の必要な情報収集、人に聞けない悩みなど
使い方は様々です。

また、私自身の行動を振り返ると、
例えば『ここの鍼灸整骨院いいよ!』と紹介された場合、
必ず本当かどうかインターネットで確認します。
そして、自分の身体の悩みを解決するために症状や、
病名を入れて検索し
詳しく書いてある院を選び予約します。

そんなインターネット活用が
当然な世の中に対応していくためにも、
私が経営している鍼灸整骨院業界も
インターネット対応が必要不可欠となりました。

一方、患者さんの体を手で治療する先生達は、
インターネットどころか、
パソコンという言葉自体に
“苦手です”と言う方が多いように思います。

そういった人たちに自社のホームページを
自主的に活用してもらうことは非常に困難を極めました。

世間のニーズがあるのを十分理解している私は、
とにかくトップダウンでホームページさえ立ち上げれば、
「特別な指導をしなくても、
積極的にホームページを活用して集客し、
お金を稼いでくれるだろう。」
という勝手な期待をしました。

でも、当然のことながらそうはかないものですね、、、

以下私の失敗施策です。

■失敗その一
私自ら、ホームページが大事であるということを
まとめ上げた講義資料を作りました。
そして定期的に先生達を集めて講義をしようとしました。
1回目はできましたが、続きませんでした。

言い訳ですが、講義資料を作るのは時間がかかりとても大変です。
また定期的にと言いながら、
先生たちの手が空いたときということになり
調整をしているうちに不定期になり、
次第に講義をしなくなりました。
でも時々、雑誌や本を見て、やっぱりホームページが大事だと思うと、
再びやってみようと思いました。
その繰り返しです。。。

■失敗その二
自分が忙しいので、ある先生を指名して、
テキストを作らせようとしました。
でも自分ができないのにできるわけがありません。

言い訳を聞いているうちに、時間だけが過ぎてしまいました。

■失敗その三
ホームページは東京のスタッフが作成。
「記事の更新だけは先生達で!」と
指示しましたが全く更新されませんでした。

先生たちの言い訳は、忙しいので時間がない。
やり方がわからないとのこと。
よく話を聞いてみると“何をどう作成していいかわからない”ということでした。

一方で、治療院スタッフの中でホームページを更新できる人が現れると
その人に業務が押し付けられ
“私だけ”がやっているという問題が新たに発生しました。

■失敗その四
そもそもの問題で一番大事な部分、
ホームページを更新して本当に集客や売り上げにつながるのか
という疑問が払拭できていませんでした。

私はそのような事態を把握しながら、
空っぽの頭をフル回転させたくさんの本を読み考えまくりました。

そして、これらの失敗から、
次のような対応策を立てていくことにしたのです!

◎対応策その一
講義資料作成は止めました。
その代わりに、ホームページ活用法の指南書をテキストにしました。

◎対応策その二
水曜日の午後院を休診し勉強会の日にしました。
(定期的に院を閉め、勉強会できる環境を作りました。)

◎対応策その三
自主的に学んでもらう為、勉強会の流れは、
今日の講義はこの章の○○~○○と決め、
時間的には1時間くらいの予習時間で終われるように設定しました。
そして責任感を持って治療院ごとに競いあってもらう為、
勉強会の日に各院の代表が発表するということにしました。

発表内容もテキスト内容と
自社のホームページでできているところ、出来ていないところを発表し、
今後できていないところをどのように取り込むかを発表させる程度で
なるべく簡単なものにしました。

◎対応策その四
何の記事を書いていいかわからないという問題には
1、楽天ショッピングで売れ筋ベスト10の健康器具を購入し、
自分や患者さんに使ってもらって感想を書いてもらうようにしました。
2、健康関連の雑誌コンテンツの書評
※実際に、ブレスダイエット(三木良助)やカービダンスの書評はやりました。
3、お悩み対策として、季節によって検索される言葉を調査し、
例えば、3月下旬からは“花粉症対策”季節キーワード対策や、
人にはあまり相談できない悩み、不妊症、骨盤矯正など
検索される言葉の多い順に記事を書いていくことを提案しました。

ただ、これらの対応策は、あまりうまくいかなかったのです。
その理由は、今まで文章を書いたことがない先生たちばかりだったからです。

4、そこで・・・
人は、人の作ったものに“いちゃもん”をつけるのは
天下逸品だと自分自身思いますので、
東京のスタッフに悩み事などの記事を
毎月10記事ほど書いていただきました。
そして先生にチェックさせ、
加筆修正をさせてホームページに掲載させました。

そんなことを繰り返しながら、
アクセス数、集客数をカウントしていくと
成果が出ていることが先生達自身わかり始めていったのです。

やっとここで、ある一定の数字の方程式ができたわけです。

◎対策その五
会社が要求する売り上げ目標に達成するために、
何人の集客をしたらいいかといことが数字で判断できます。
100人ページを見て一人来たのであれば、
1000人集客すれば10人来てくれるはずです。

この理論を、記事と更新と集客の関係性というレポートを毎月作成させ、
何ページ作る必要があるか提出させるようにしました。

いまでもこの仕組みを使って売上、集客向上につなげています。

この仕組みがうまくいった最大の理由は、
出来ない言い訳の本質を見抜きながら、
どんどん気軽にステップアップできる方法を考え変化させていったことと、
ついてこられない人には辞めていただき、
このレベルが当たり前だと思わせることができたからかもしれません。

また、私自身不退転の気持ちで
やり遂げるという意思が見せられたからかもしれません。

人を自分の意図する方向へ向けていくのは、
そう簡単ではありません。
先ほどお話した治療院の事例から
ヒントを得た方もいらっしゃるでしょう。
根深い問題こそ、時間をかけて思いを伝えていかないと
自分の意図する方向へは向けられないでしょう。

このような気持ちで毎日している多賀井とお話して頂ける方
是非一度ライフエスコートへ遊びに来てください。

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