【EC運用実録ファイル】

【LE通信23号】写真の力で滞在時間、コンバージョン率を上げる！！

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●1日どのくらいネットに触れていますか？
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スマートフォンが普及したことにより、
通勤中やお昼休み、帰宅中や就寝前と様々なシーンで
ネットに接続している自覚がある方は多くいるかと思います。

下の図をご覧ください。

LE通信23号写真1

注目して頂きたいのが、PCと携帯からのネット接続の時間です。
合計すると117.5分(平均)になり、テレビにも迫る勢いです。

若年層では、テレビを越している世代もあるほどです。
さらにネット接続する中でショッピングに使う割合は下図のようになっています。

LE通信23号写真2

ネットに接続する人の中で
ネットショップに使う割合は77-90％程度との結果です。

この結果を多いと感じる方が多いかもしれません。

しかし、ここで気をつけなければならないのは、
ネットショップの数自体は膨大にあり、
如何にしてそのショップの中から選んでもらうか、
選んでもらった上で時間をもらえるのかが大事だという事です。

例えば、なんとなくショップを覗いただけの人の場合は、
3秒程度で直帰するかどうかを決めるという統計もあるそうです。

またエクスペリアン社が昨年12月に発表した調査によると、
ユーザーがコンバージョン(最終的な成果を出す事)するまでの過程で、
個人認証やセキュリティチェックに4分以上の時間がかかると、
オンラインショッピングを途中で放棄する傾向が強い
ということが分かっているそうです。

さて、その限られた3秒または4分の中で、
引き付けるには何が有効になってくるでしょうか？

もちろんスマートフォンなどで接続する人が増えてきている中で、
サイトの軽さや操作性が良いということは必要不可欠となってきています。

ただ、やはり訪問者を「この商品が欲しい」「詳しく話を聞いてみたい」という気持ちにさせ、
アクションを起こしてもらうために重要となるのが「写真」です。

文字での説明をたくさん並べるよりも、一枚の写真の方が伝わるというケースも多いですし、
一枚の写真がネットショップの売り上げを左右するということも現実にあるのです。

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●効果的な画像ってどんな画像？
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では、実際にはどんな画像が効果的なのでしょうか？

下記で実際にユーザーを引き付ける画像、滞在時間、
コンバージョン率が上がり易い画像をそれぞれご紹介します。

○滞在時間が上がりやすいとされているもの

1.清涼感

爽やかな自然や美しい景観の写真

2.高揚感

「楽しさ」や「喜び」を喚起する画像

3.躍動感
スポーツや乗り物等、スピード感や力強さを表現する絵

4.幸福感
家族写真などを通して、じわっと伝わってくる幸せを表現

5.五感への刺激
飲食系ならば「美味しそう！」「食べたい！」、服飾系ならば「柔らかそう」「気持ちよさそう」など感じさせる写真

○引き付けるための画像

ここでは一般的に良く知られた3Bの法則といわれているものを紹介いたします。

これは

・Beauty（美人）、

・Baby（赤ちゃん）、

・Beast（動物）

の3種類の頭文字をとって「3Bの法則」と呼ばれているものになります。

一般的に訴求力(引き付ける力)が高いといわれています。

LE通信23号写真3
こちらの3つの画像ですが、
広告写真、CM動画の両方で良く使われる素材です。

皆さんも頭に思い浮かべてみると
きっと1つ2つは思い浮かべられるのではないでしょうか？

特に人間の顔は視線が集まりやすくなります。

注目させたい情報には人間の顔を使うと見てもらいやすくなります。

○コンバージョン率を上げるためのもの

・イメージ画像、写真
ただただ商品そのものが魅力的に、
クオリティの高いものであるように見えるようにして
所有欲を掻き立てさせます。

やり方としては

・モデルと絡ませる、

・植物を画面に入れる、

・背景に風景を使う、

・商品自体を普段使わない角度で見せてみる等です。

他のショップとの差別化にもつながります。

・安心写真

作っている過程や人物を写真で見せることにより
消費者に安心感を与えます。

よくスーパーの野菜売り場なんかでも見かけますね。

実際の効果でいえば、例えばMedalia Artという
絵画をオンライン販売するECサイトは
絵を書いた作者の顔写真をホームページに載せることで
コンバージョン率が95％アップしたそうです。

どのジャンルにも当てはまるわけではありませんが、
たとえば店長さんや生産者の写真を見せることで信頼感を出し、
結果的にコンバージョン率アップに役立つことがあります。

・説明写真
商品の形、大きさを確認してもらうための写真なるべく余分な背景をなくし、
商品そのものを見せていきます。

その際、売りになる部分を見せたり、
実際に使用しているシーンを一緒に載せることも有効になってきます。

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●写真の費用対効果
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色々と紹介させていただきましたが、
どの用途においても「写真」が大事になって来ることは
明白になったのではないでしょうか？

そして、これらの写真に関してはある程度予算を取って、
品質の良いものを使用することをおすすめします。

ちなみに、プロのカメラマンに出張撮影
（生産者の顔や工場の撮影の安心写真、その他イメージ写真）を依頼して
5万円かかったとします。

その写真をそのまま3年間使用すると仮定した場合、

50000÷(365日×3年)＝約45円/日

この費用で高品質な写真が毎日使え、
売り上げやお問い合わせに繋がる確率がアップすると考えると、
費用対効果が高いと言えるでしょう。

以上、滞在時間やコンバージョン率をあげる写真について述べてきましたが、
如何にして選んでもらうか、如何に時間をもらえるかを追求していくと
最終的にはクライアントの明確な希望と意志が必要になっていきます。

そして、軽いサイト、見やすいサイト、使いやすいサイト作りはもちろんのこと、
それらを実現し、クライアントの要望をワンストップで実現出来る
EC専門のコンサルティング会社は益々重要になってくるでしょう。

ネット社会となった今、改めて時間を意識し、
費用対効果のあることに投資してみてはいかがでしょうか？

弊社では、専門知識を持ったスタッフが依頼者様のお悩みを解決致します。

ご興味を持たれた方は下記までお問い合わせ下さい。

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