【ネタ集めの参考に】日替わりのお題が面白い
12日間限定!世界中のワクワクを集めたSNS活用キャンペーン
日替わりお題&プレゼントで顧客との距離を縮める

【この事例から学べること】

・日替わりプレゼントで毎日のワクワクを提供しながら商品認知度アップ
・購買意欲を高める写真の重要性
・販売促進&マーケティングしつつも顧客を楽しませるコメント欄の使い方

このレポートは、海外で現在行われている販促キャンペーンを現地レポーターが実際に参加し、どのようなキャンペーンの流れ、どのような反響を呼んでいるのか等をまとめたものです。日本にいながら、日本では入手できない現地のリアルタイムキャンペーン情報が入手できます。ご興味のある方は、プッシュ通知で購読をお願い致します。

1.Photobook Worldwideとキャンペーン概要

【企業名】Photobook Worldwide(マレーシア/写真関連商品の通販企業)
写真プリント、フォトブック作成をはじめ、カレンダー、マグカップやクリスマスオーナメントまで様々なオリジナルフォトグッズを扱うマレーシアの会社。オーストラリア、カナダ、フィリピンにもオフィスがあり、100か国以上の国にオンライン販売している。
Javaroma (Photobook Worldwide(マレーシア/写真関連商品の通販企業))

キャンペーン名 12DAYS OF Christmas Giveaway
期間 2017年12月14日~25日
対象 Photobook Worldwide従業員以外なら誰でも
目的 販売促進
内容 Facebookでこのキャンペーンをいいね&シェアし、コメントを書いた人の中から毎日3名に、フォトブックや写真付きコースター等、日替わりのクリスマスプレゼントが当たる。
対象URL https://www.facebook.com/photobookww/(※現在キャンペーン終了)

2.毎日変わる告知投稿と応募手順

子供たちの毎日や家族旅行等の思い出をPhotobookにするために利用していたPhotobook Worldwide。時々ディスカウント情報が表示されるのでFacebookをフォローしていました。そこで今回実施されたこのキャンペーンを知り参加することに。12日間毎日賞品が変わるのに合わせ、告知画像も応募手順も違い、毎日新しい記事としてポストされていました。

毎日変わる告知投稿

2-1.「いいね」をつい押したくなる投稿画像

賞品を使った画像を利用しているため何がもらえるのかが一目瞭然で、実際に写真を使ってコースターやマグカップを作った時のイメージが分かりやすくなっています。

写真を扱っているだけあって、とても魅力的に見える画像ばかりで、普段はクリスマスと関係なさそうなものでも、クリスマスパーティーに使ったり、クリスマスのギフトにしたりというイメージが湧きやすい画像になっていました。

2-2.分かりやすい応募方法

応募方法は、下記の通り3ステップで分かりやすく記載されていました。

<1>この投稿をいいね&シェア
<2>シェアした投稿の公開範囲を公開にする
<3>キャンペーンの投稿記事のコメント欄に指示されたお題の内容を記入。毎日内容が異なりました。

2-3.賞品と投稿するお題

1日目 マグネット お気に入りの2017年の思い出とその理由
2日目 コースター ホリデードリンクを一緒に飲みたい友達2人をタグ付け
3日目 ラゲージタグ 行ってみたい旅行先とその理由
4日目 壁掛けカレンダー 来年の抱負
5日目 ショットグラス 昨晩のおもしろかった話
6日目 マグカップ 新商品を3つ書く(HPへ誘導あり)
7日目 カレンダーカード インスタをフォローし、応募者のインスタユーザーネームを書く
8日目 パズル パズルを一緒に完成させたい友達3人をタグ付け
9日目 ソフトカバーフォトブック 次に出してほしいカスタマイズできる新商品は
10日目 クッション このクッションの使い道
11日目 キャンバスプリント 友達3人をタグ付け&キャンバスにプリントしたい素敵なひと時
12日目 イメージラップフォトブック お気に入りのフォトブックの種類とその理由

コメント欄に書く内容は賞品に関連していて、当選したらどんな写真を使おうか、または当たった商品をどんな風に誰と使おうかと想像することができる内容になっているものが半分。

それ以外では、友達をタグ付け、インスタをフォローしてもらったり、HPへ誘導して新商品を調べて書いてもらったり、好きな商品・今後欲しい商品を書いてもらったりと、応募者とのやりとりの中で企業の宣伝、商品のPR、そして市場調査と、コメント欄でのやり取りの中でいろいろなことが行われていました。

いいねとシェアは平均して1日150件くらいでしたが、中には2倍以上の361いいねを取得した商品「コースター」もあり、どの商品が人気か一目瞭然でマーケティングとしても機能していました。

自分が書く時に他の人がどんなことを書いてるのかなと見るのも楽しかったです。例えば「昨晩のおもしろかった話」で、

  • *まだクリスマスではないのに、娘がクリスマスプレゼントをあけようとした。
  • *クリスマスパーティーで写真をたくさん撮ったつもりが、クリスマスライトの写真ばかりで人の写真が一枚もなかった。

といったクリスマスに関係した話を書いている人が多く見られ、単純に応募のために書いているというよりは、クリスマスをみんなで楽しんでいるようで盛り上がっていました。

またインスタにもこのFacebookでのキャンペーンの告知があったため、Facebook、インスタと両方をフォローしてもらう機会にもなっていました。

3.24時間以内の当選者発表

毎日新しいキャンペーンが投稿されているため、当選発表も毎日行われていました。発表時間は決まっておらず、それぞれの応募時間が終了後24時間以内の発表とされていました。

発表方法は、応募者が書いたコメントに”Congratulations,winner!!”と返信されていたので、誰が当選したかはみんなが分かるようになっており、直接メッセージでE-mailアドレスを送ってくださいとも書かれていました。

契約の内容・条件には、このメッセージは3日以内に送ることとなっていました。

4.賞品はバウチャー利用

プレゼントは全て、商品そのものを送るのではなくオンラインサイトで使えるバウチャーです。賞品発送の送料もかからず、バウチャー利用時に一緒に他の商品を購入してもらえる可能性もあります。

5.応募者とのコミュニケーション

タグ付けに不慣れな応募者には、直接やり方をコメント欄に残したり、思い出やおもしろかった話を書いた時には「いいね」をしてくれたりと、全てのコメントを見てくれているんだなと分かり、応募者としてはとてもうれしかったです。

こういうやり取りを見ていると、何か問い合わせした時も、きっと迅速・丁寧に対応してもらえるんだろうなと思いますし、すっかりいい企業イメージを植え付けてくれました。SNSを利用したユーザーとのやり取りを公開することで、企業イメージアップにつながっています。

いくつもの商品をギフトとして応募者にプレゼントすることで、商品を知ってもらうだけではなく、普段はプレゼントのアイデアに写真関連の物を考えたことがなかった方にも、こうゆうクリスマスプレゼントもありだなぁという新しいアイデアを与えることができます。

この時期はクリスマスプレゼントをインターネットで探している人が大勢いるので販促に大いに繋がっているはずです。

更に6日目の「新商品を3つ書く」というお題の日には、答えを知るためにHPに誘導されています。
これと同時にHP上では「ホリデーギフトガイド」として、おすすめのフォトギフト商品が紹介されていたり、ディスカウントのクーポンコードがトップページに表示されていたりと、今買わなくてはという気にさせるサイトになっていました。

今回、賞品が当たることはありませんでしたが、応募して当選発表がある間に、もし当たったらどの写真を使おうかなと考えていたので、はずれてしまっても欲しくなっている自分がいます。

今までPhotobook作成にのみ利用していたPhotobook Worldwideでしたが、子供が喜びそうなパズルやテディ―ベア等があることも分かったので、次回のプレゼントに利用してみたいと思います。

このようにライフエスコートでは、日本にとどまらず世界で実施されているキャンペーンの実態を調査し、オムニチャネルキャンペーンを検討されている企業様へ最新の情報をメールマガジンにてお届けしております。また、実際にキャンペーンを行うにあたって、どのチャネルでどのようにお客様と接点をもつべきなのか、さらにどのようなキャンペーンがお客様の気持ちをワクワクさせるのかなど、弊社では多くの事例をもとに御社に最適なご提案をさせて頂きます。

是非、オムニチャネルキャンペーンをご検討の企業様は、ライフエスコートへお気軽にご相談ください。

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