あなたの企業は大丈夫?Instagram(インスタグラム)のコンセプト【LE通信86号】

皆さま、Instagramは使用されておりますでしょうか?「インスタ映え」という言葉が2017年の流行語大賞に入り、より身近なサービスとして浸透してきました。また、利用者数の増加と共にInstagramの使用を開始した企業様も多いかと思います。

しかし、設立当初と比べフォロー数が減少している、中々いいね!がつかない、等お悩みも多いのではないでしょうか。

今回はフォロー数や、いいね!の減少原因についてお話させていただきたいと思います。それには様々な要因があるかと思いますが数点挙げるとすれば下記になります。

・そのアカウントはコンセプトを持って投稿しておりますか??
・投稿内容は一貫しておりますか??
・過度な宣伝をしておりませんか??
・フォトジェニックな写真になっておりますか??

何故この4点なのか詳しく説明をしていきたいと思います。

1.アカウントのコンセプト

下記をご覧ください。こんな調査結果が出ております。

  • Instagramでフォローする基準
    1位 投稿の世界観が好きだから…72.4%
    2位 投稿者の事が気に入ったから…68.8%
    3位 フォローされたから…23.7%
  • Instagramでフォローを外す基準
    1位 PRや広告商材の投稿が続いた時…46.1%
    2位 フォローを外された時…38.4%
    3位 ズレた投稿やダサイ投稿があった時…31.5%

図1
調査結果URL:http://corp.excite.co.jp/press/laurier_press_instagram20170718/

上記の調査結果でもわかるように、利用者がInstagramでフォローする基準は感性によって左右されます。

「誰に提供するか」「何を目的とするか」という大まかなテーマはアカウント開設時に決めておきましょう。定まっていなかった企業様はこの際決めてしまいましょう。コンセプトが定まっていなくてもそのテーマに沿って投稿をしていけば自ずと世界観が感じられる投稿になるはずです。

2.一貫した投稿

連日の投稿内容に悩み、企業のアカウントなのだから企業に関係している物であればとりあえず投稿しておこう、と数合わせだけで投稿していませんか?

仮に利用者がその企業ブランドや製品が好きでフォローをしたとしても、企業ブランドや製品と全く関係の無い投稿ばかりしているとフォロー数は減ってしまいます。フォローしている方の多くは企業のブランド、製品、もしくは投稿される写真の世界観が好きなのであって、企業ブランドや製品と関係の無い社員や風景などは友達ならまだしも、見ている人にとって全く興味の無い事が多く、敬遠されてしまいます。

図1でもわかるようにInstagramでフォローを外す基準3位にも選ばれている「世界観がずれた投稿やダサイ投稿があった時」に繋がります。

企業の社内の様子等を紹介したいのであればフォーマルな内容に特化しているFacebookを活用し、Instagramは投稿内容を企業の製品のみに統一する、等徹底した管理をしないとフォロー数の減少に繋がりかねません。こういったソーシャルメディアの場でもTPOはとても大事なのです。ただやみくもに活用すればいい、というわけではないのです。

各ソーシャルメディアにあった投稿を簡易な形ですがまとめてみました。

ソーシャルメディア名 内容 写真
Facebook フォーマルな場 あった方が良い
Twitter リアルタイムに特化している / ゆるめ 無くても良い
Instagram 写真で示す世界観 必須

上記3つを上手に使い分けている企業様例

■伊藤久右衛門
公式Facebook:
https://www.facebook.com/itohkyuemon
公式Twitter:
https://twitter.com/itohkyuemon
公式Instagram:
https://www.instagram.com/itohkyuemon/

伊藤久右衛門様はFacebook/Twitterは基本同じ内容ですが、Twitterは時々Twitterらしくゆるくなります。Instagramの方はFacebook/Twitterとは別の画像を使用しております。

一貫した投稿内容にするには、それに沿って投稿をしていけば基本的には問題ないはずです。ただブランドが複数ある、内容の統一は難しい、という事であればブランド毎にアカウントを分けてしまうのも一つの手です。

一貫した投稿内容にする際、投稿写真が製品なのか、人なのか、キャラクターなのか、その辺も統一しておいた方がいい項目になります。人を主体にするのであれば企業であればモデル等を使用する、もしくはモデルでなくてもフォトジェニックな人物写真を投稿する等、一定の線引きは必要です。例えばですが一般人のコーディネート等はアカウントを分けて投稿した方が無難です。

3.過度な宣伝はNG

図1でもわかるようにInstagramでフォローを外す基準第1位がPRや広告商材の投稿が続いた時になります。繰り返しになりますがInstagramではその企業が打ち出す世界観が重要なのです。値段や店舗情報等はユーザーから聞かれたら答える位が無難でしょう。その製品が欲しければユーザーはなんらかの方法で自ら行動を起こします。

Instagramを使用している多くのユーザーは「非日常性」や「美しい物」、「面白い物」という「フォトジェニック」な物を求めて利用している方が多く、自分のタイムラインがその宣伝一つで汚れる、と思ったら即ブロックする非常にシビアなソーシャルメディアというのを企業側は認識しておく事が重要です。

どのソーシャルメディアでもそうですが、Instagramは特に企業側も利用者の目線に立って運営する、という事が大事なのです。Instagramはある意味、企業のポートフォリオ的な役割をしているのです。

4.フォトジェニックな写真

写真がメインのソーシャルメディアであるため、写真のビジュアルはとても重要です。

ちなみにフォトジェニックとは下記の意味になるようです。
photo+genic 写真+~に適した
=写真に適したもの という意味になります。

「インスタ映え」もインスタに映える写真、という意味ですので「フォトジェニック」を意識していれば「インスタ映え」にも自然と繋がっていきます。

コンセプトを崩さない為にもなるべく撮影時の媒体は1種類に絞った方が良いでしょう。また、むやみにフィルター以外の加工もしない方が無難です。加工をするのであればコンセプトに合った加工方法が重要です。

コンセプトに沿った画像加工例

■JILL STUART BEAUTY
インスタグラム公式URL:
https://www.instagram.com/jillstuartbeauty/

JILL STUART BEAUTY様は加工画像も多いのですが商品ごとに合わせた加工を行っている為コンセプトを崩しておりません。

どのソーシャルメディアでもそうなのですが、新機能も積極的に使用していきましょう。流行に敏感なInstagramですから新機能を使用する事で注目されることもあります。

いかがでしたでしょうか。
弊社には各ソーシャルメディアに対応できる専門知識を持ったスタッフがおりお客様のお問合せにもお応えしております。ご興味持たれた方は是非ご連絡下さい。

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