カメラマンのトリセツ~カメラマンのことをもっともっと知ってほしい。人間だもの。~【LE通信109号】

〇いまさらだけど、そもそもカメラマンとは?

靴撮影イメージ

カメラマンに似た肩書でフォトグラファーとか写真家とかありますよね。

それぞれはっきりとした免許、資格等はなく本人が名乗れば今日からあなたもカメラマンなのですが、食べていけるかどうかはまた別問題なので、みなさん美大や専門学校を出てフォトスタジオや制作会社に属したり、有名なカメラマンの弟子を経て独立したりしているようです。

写真家というと小説家とか画家、陶芸家みたいな家業の一種ですから少なくとも「先生」と呼ばれる程度のベテランが名乗るイメージですかね。撮影は弟子にやらせてもうほとんど自分で写真は撮っていないという「大先生」もいるとかいないとか。

フォトグラファーというのはスチール写真(静止画)を専門に撮る人のことで、モデルや芸能人などの人物も車、時計、宝石などの各種商品も風景や料理、スポーツや報道写真なども媒体に載るほとんどの写真がフォトグラファーの仕事によるものです。ムービーカメラマンは映像を専門に撮る人のことで、パソコンが普及する前はウェブ動画やユーチューブなどなかったですから過去にはムービーといえばテレビ関係か映画業界の人の事でした。

それぞれ使う機材やノウハウが違うこともあり、以前ははっきりと住み分けがされていたのですが、近年、機材の進化、媒体の変化などによりその壁はなくなりつつあり両方を手掛ける人も増えてきています。

〇カメラマンってどんな人なの?

実際のところ一口にカメラマンといっても十人十色で、その見た目も性格や趣味嗜好も非常に多岐にわたるのですが・・・

・ロングの金髪で胸のボタンを3つ目まで開けいつもサングラスで現場に現れるおしゃれ番長もいます。
・決められた作業を何時間でも機械のように黙々と正確にこなす人もいます。
・画家や陶芸家のように自分の世界の追求がすごくて、もう何を考えているのか理解不能な者も。
・腕以上に口が達者な人も、腕はいいのにちっともしゃべらない人もいます。

ただ一つ共通しているのは、写真が好きで、好きなことを仕事に選んだという事でしょうか。
世の中には好きを仕事にする人と敢えてそうはしない人がいます。
そういう意味では真っすぐで、単純でちょっと年齢のわりに子供っぽい人が多いかもしれませんね。

ひとつだけ身内をかばうために言い訳をさせていただけるなら、カメラマンはこれまでの人生の多くの時間をより美しい写真を撮る事に費やしてきました。
人によっては寝ている時間を除けばほとんどの時間、カメラ越しに商品やモデル、風景などと向き合っていたかもしれません。

場合によっては一般的な社会人の基準より口下手だったり、オタクっぽかったり、いやにチャラかったり、言動が浮世離れしていたりするかもしれませんが、どうか許せる範囲で大目に見てやっていただけると助かります。

〇カメラマンとの付き合い方

時計撮影イメージ

カメラマンに撮影を依頼するとき、カメラマンと共に仕事をするとき、注文は出来るだけ具体的にお願いします。相対的な表現より絶対的な表現が望ましいです。思い描いているイメージをどれだけ共有できるかが仕上がりの良し悪しを左右すると言っても過言ではありません。

出来れば避けて欲しいのは、「かっこ良く撮って」とか「きれいに撮ってくれればいい」とか分かり切った事を言うわりには何も伝えていない表現。

最悪なのは「プロなんだから分るでしょう?」とか伝えること自体を投げ出す人。
こういう人はステーキの焼き方を聞かれても「おいしく焼いて」とか「プロでしょう?」とか言うんでしょうかね?

美容室とかで「今日はどのようにしましょうか?」と聞かれて「かっこよくして」とか「かわいくして」とか言うんでしょうかね?
あっ!そういえば言ってる人見た事あります・・・
ヒュ~~~って一瞬さむーい風が吹きましたけどね。

そもそもカメラマンは、言われなくても、どんなものでも美しく撮ろう、かっこよく撮ろうとします。
もうこれは習性みたいなものです。

皿に盛られたケーキやまんじゅうの並び方がとっても気になったり、
ジーンズのしわの付き方に異常なまでのこだわりがあったり、
風景の写真を撮るとき雲の配置が希望の形になるまで何時間でも待っていられたり、
車のボディラインの曲線を見ているとついつい口もとがゆるんでしまったり、
そんなちょっと変態チックな人たちなのですから。

〇そうだ!スタジオに行って撮影現場を見てみよう

海撮影イメージ

せっかく撮影を依頼したのなら、実際にスタジオに行って撮影現場を見てみませんか?

ちょっと怪しそうに見えるかもしれませんが、撮影スタジオは秘密結社のアジトとかではありません。
事前にご連絡やご予約が必要になるかもしれませんが、ぜひ一度お越しください。

Q.この写真ってどんなふうに撮っているの?
Q.どこにどのくらい時間がかかるの?
Q.撮影を依頼する際大事なポイントってなに?
Q.できること、できないことがあるのはなぜ?
Q.この値段ってどこからくるものなの?

など色々な疑問が解けるかと思います。

あと、カメラマンは意外とお客様と話をしながら共に写真を作り上げていく事が好きなのです。
一人で撮影をしていると、商品の見せ方、置き方、向き、アングル、背景、明るさ、ピント、ぼかし方など色々と迷い悩むことも多いのです。

AかBどちらが好みか、どこをどう直せばよいかなどお客様の好みを直接聞ける機会はとても貴重で、その後の撮影をスムーズに進める事につながります。
毎回とは言いませんが、ぜひ一度スタジオに来て撮影の現場を見ていただきたいと思います。

〇総括

今回は難しい話は抜きにして、カメラマンとはどんな人種なのかを紹介するとともに、その付き合い方、使い方、活かし方のポイントをご提案させていただきました。
ライフエスコートでは、豊富な知識と経験、そして何より美しさを追求する精神を持ったカメラマンをそろえて皆様のご依頼をお待ちしております。
各種サイトの制作やショップ運営に精通したスタッフもおりますので、ご興味を持たれました際はぜひお気軽にご相談ください。

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